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ぎっくり腰が治る期間は1ヶ月?そんな長引かせたくない方必見 !実は3日耐えれば大丈夫です。

この記事は約8分で読めます。

ぎっくり腰は、最初の痛みは

言葉では言い表せない強烈なものです。


でも

いつまでもそのままの痛みが

続くわけではありません。


動けないほどの痛み……
数十分程度

一動ごとに針で刺されたような痛み……
3日間くらい

だんだん小さくなっていく
ズキンという痛み……

10日間くらい

腰に違和感がある〜完治……
1ヶ月くらい

人によって症状の重さは異なりますが

大体このくらいの経過を辿って

“完治まで1ヶ月”という

言い方をされます。


つまり

完治には1ヶ月かかりますが

日常生活への復帰には

それほど時間はかからないのです。


この記事では

ぎっくり腰回復までのプロセスと

1日でも早く普段通りに活動するためには?

についてみていきます。

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ぎっくり腰で1番痛い期間はたったの3日?痛みは自然に引いていきます。

ぎっくり腰とは

簡単にいうと”腰の筋肉の怪我”です。


普段使いすぎているところに

限界がきて傷つくこともありますし

普段凝り固まっているところに

久々に来た大きな力や動きによって

傷つくこともあります。


ただし

普通の切り傷も血が止まり

かさぶたができ始めれば

痛みが落ち着くように

最初の強烈な痛みはそれほど

長くは続きません。


体の奥で起きている大きな痛みですが

切り傷のような

目で見てわかる痛みと同じように

少しずつ段階を追って治っていきます。


ここでは

ぎっくり腰を切り傷に例えて

回復プロセスをみていきます。


1.炎症の発生
(切ったばかりの切り傷)

切り傷が発生すると
まずは血が出てきます。

その出血のしかたは

傷の深さによって異なります。


浅ければ

じんわり滲み出る程度の出血ですが

深くより多くの毛細血管に

傷をつけてしまった場合は

どくどくと出血して止血が

必要になることもあります。


同じようなイメージで

ぎっくり腰にも程度があります。


大まかに”腰”と言っても

腰の筋肉、靭帯、関節包と呼ばれる

関節の周りの膜や

軟骨と呼ばれる椎間板などの部位に

分かれています。


どの程度の範囲にまで傷が

発生しているのかによって

痛みの度合いも異なってくるのです。


回復までの時間や

痛みの強さも変わってきます。


ごく浅いものでも

最初の一撃は凄まじいものです。


でも

数十分あればなんとなく動けてしまう

というものなら

それは浅い、一部分にのみ起きた傷の

可能性があります。


痛みが引くまで冷やし

腰を落とす動作で動けば

なんとかなるというのであれば

急いで病院に行く必要も

ないかもしれませんよ。


2.一動ごとに強い痛みがある
(乾燥していないじゅくじゅく傷)

切り傷は

ついてしまった最初のうちは

血が流れるものの

たいていの傷はほんの数分も経てば

どろっとしはじめ、

新たに出てくるものは無くなります。


でも、このでき始めの

じゅくじゅくした状態はとてももろく

こすったり押したりすると

簡単に壊れてしまいます。


ぎっくり腰の場合

そんな状態なのが第一波が去っただけの

まだまだ強い痛みがある状態なのです。


切り傷もぎっくり腰も

傷そのものを一瞬で消せるような

魔法のような治療はありません。


体が自分自身を治していく力を

信じて待つしかないのです。


ですが

痛みは抑えることができます。


腰の筋肉は全く伸び縮みを

しなくなってしまったわけではないので

痛みを抑えれば動けるようにはなります。


この段階で整形外科を受診すれば

必要に応じて

注射など直接的な方法で痛みを

とってもらうことができるのです。


どうしても外せない仕事がある場合などは

整形外科を早めに受診しましょう。


3.だんだん痛みが引いてきた
(かさぶたが

きちんと出来た状態)

きちんと乾燥したかさぶたができ

絆創膏がいらないくらいになってくると

痛みを感じることは

ほとんどなくなると思います。


筋肉は内部の器官ですので

かさぶたにはなりませんが

痛みを感じることは

ほとんどなくなると思います。


この時期は

安静にしているとかえって

筋力が落ちてしまいます。


筋肉は動かし続けないと

衰えていくものなのです。


痛みが全くないわけではありませんし

動かしやすい方向、

動かしにくい方向というのも

あるかと思います。


でも

この時期の”普段通りの活動”には

筋力トレーニングの意味もあるのです。


無理に勢いをつけて動かすのは
不正解です。


腰の真上に上半身がくる状態を

保ちながら膝を曲げてしゃがむ

つまり”腰を落とす”動きを

習慣づけましょう。


これは
ぎっくり腰が治っても変わりません。


習慣づける良い機会です。


いつも通りに動いて

痛っ!」と思ったら

腰を落とす!」と

自分に言い聞かせてくださいね。


4.違和感を感じる〜完治
(傷跡はあるが完全に
皮膚が出来上がっている)

かさぶたが自然に剥がれ落ちると

見た目は他の場所と違い目立ちますが

感覚としては

傷があったことを

忘れてしまうくらいになります。


ぎっくり腰もこの頃になると

ほとんど問題なく以前と同じ行動が

できるようになります。


痛みというより

違和感が残っているというくらいです。


腰の筋肉は内部の器官なので

傷跡よりは分かりにくいですが

それでも

なんとなくこの向きに傷が入りやすい

といった癖は残ってしまいます。


動かしやすさに左右差があったり

無理に引っ張っているなという

感じがあったりといった違和感は

だんだんと気にならなくなるのが一般的です。


痛いという感覚ではなく違和感であっても

人間は無意識のうちに

そこをかばって動いてしまいがちです。


それ以外の部分に負荷がかかったり

左右差があったりすると

再びぎっくり腰を発症する可能性が

あります。


ぎっくり腰は

4分の1の人が1年以内に再発する

と言われているくらい

癖になりやすいんですよ。


再発を防ぐには

適度な運動で筋肉をしなやかに、

スムーズに動く状態を保つ。

疲労は
マッサージや入浴でこまめにほぐす。


過度な負荷がかからないように

腰を落とす動きは継続する。

といった工夫を
し続けることが大切です。


違和感があることによって

どうしても体にゆがみや

偏りがあると感じるなら

整骨院や整体に行ってもいいですよ。


保険適用にはなりませんが

じっくりと体のゆがみを

整える手助けをしてくれます。

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ぎっくり腰でも休めない!痛みをとる治療でタイムロス期間を最小限に。

きちんと治るプロセスを見ていけば

徐々に回復していくことは

お分かり頂けたと思います。


でも

とりあえず今この痛みをなんとかして

明日仕事に行かなくては!

子供の安全のためには

どうしても抱っこで歩かなくては!

ということもありますよね。


そんな時は

整形外科を受診しましょう。


薬や注射で
痛みを抑えることができます。


もちろん

その症状に対してどの治療が適切なのかは

お医者さんの判断によります。


強い痛み止めが適切でないと

判断される場合もあります。


それは

ぎっくり腰以外にも

さまざまな体の状態を

総合的に判断した上での診断です。


疑問に思ったことは

しっかりと質問をした上で

きちんと

お医者さんの指示に従いましょう。


ここでは

ぎっくり腰に対して

特にしっかりと効くと言われる

ブロック注射についてみていきます。


[ブロック注射]

ブロック注射とは

痛みが発生している場所に直接注射をして

痛みを抑える治療法です。


一般的に痛み止めと呼ばれる飲み薬は

炎症が発生し

それを”痛み”としてあなたにつたえる

メッセージの伝達物質を

おさえることによって痛みを抑えます。


痛みは発生しているけれども

その感覚を脳が感じるのを

抑えているという状態ですね。


一方

ブロック注射はブロックという名の通り

痛みが発生しているその場所で

痛みのメッセージをブロックします。


痛みの場所を正確に特定する

難しさはありますが

発生場所の神経に直接働きかけるので

よりはっきりとした効果が得られます。


痛みを
感じなくなることで血流も良くなり

より回復を早めることもできるのです。


また

市販の鎮痛剤のように

一定時間でピタッと効果が

なくなることもありません。


根本からきちんと痛みを緩和することで

効果が切れても元の痛みが

出でくることも少ないようです。


先程お話ししたように

ぎっくり腰の痛みは一週間ほどで

日常生活に支障がない範囲までに

おさまります。


それまでの間を

ブロック注射など整形外科の治療で

痛みをコントロールすることができれば

仕事や子育てに穴をあけることなく

生活を送ることができますね。

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痛みをおさえて1日でも早く日常を。

ぎっくり腰が”完治という状態になるには

確かに1ヶ月かかります。


でも

その1ヶ月はなるべく

普段通りの生活を続けて

筋力が衰えないようにしましょう。


強い痛みがあるのは

せいぜい1週間程度です。


その1週間も

痛みを抑える方法はあります。


痛みを上手に逃して

ストレスのない日常生活を続けましょう。

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