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耳鳴りが気になる!キーンと片耳だけ閉塞感は突発性難聴!?

この記事は約6分で読めます。

耳鳴り

特に片側のみにキーンという音が聞こえるのは

突発性難聴が疑われることが多いです。


ですが

耳鳴りと検索すると他にも

メニエール病や中耳炎など

病気のサインであるという言葉や

ただのストレスという記載もあります。


この症状がいったいどれに当てはまるものなのか

判断が難しいですよね?

耳は

時には目よりも素早く情報を伝える

大切な器官です。


また意識しないほどわずかな音でも

人の感覚に影響を与える

繊細な場所でもあります。

蚊の飛ぶ音であるモスキート音を

コンビニの前で流すと

たむろする若者が減ったという研究も

ありました。


そんな耳に

わずかでもトラブルがあれば

強い不安を感じるのは当然のことです。

単純に煩わしさも感じます。


耳に関してのトラブルは

まずは耳鼻咽喉科を受診するのが一番です。

少しでも疑問に思ったり不安なことは

必ず受診して専門の先生に

診てもらってください。

突発性難聴以外にも

耳鳴りが起こる原因はたくさんあります。


この記事では

耳鳴りや耳の閉塞感などの

耳の自覚症状から考えられる病気や

突発性難聴の特徴や治療について

見ていきたいと思います。



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耳鳴りにも種類がある。突発性難聴と他の疾患との違いは?

耳鳴りと一言で言っても

キーン、ピーといった

高音のものから

ブーン、ボーといった

低音のものまであります。


外には聞こえない音ですから

聞こえ方は人それぞれです。


また

めまいを伴う耳鳴りや

耳鳴り以外でも

じゅくじゅくした液が出てきたり、

耳の穴が塞がったような閉塞感も

耳のトラブルとして挙げられます。


耳のトラブルは

虫刺されのようにわかりやすい症状ではなく

見た目にはわかりずらいものです。


かといって

腹痛や吐き気といった誰しもが

経験したことのある症状というものでも

ありません。


めまいに関しては

緊急性があるのかないのかなど

より正確な診断が必要になってきます。


気になる症状がある場合は

どの病気の症状に似ているのかチェックして

耳鼻咽喉科を受診してくださいね。


ここでは

耳鳴りが症状として出る

それぞれの耳の病気について

よく出てくる症状を挙げていきます。


・突発性難聴

突発性難聴はその名の通り

ある日突然耳が聞こえなくなる、

聞こえにくくなる

という病気で難病にも指定されています。


片耳のみに起こることが多く

キーンという高い耳鳴りや

水の中から音を聞いているかのような

耳の閉塞感が

主な症状として挙げられます。



・メニエール病

めまいが主な症状として挙げられる病気です。

突発性難聴でもめまいが起こることがありますが

メニエール病の場合は

ぐるぐると回るようなめまいと

耳の閉塞感が何度も繰り返され

キーンではなくブーンといったような

低い音の耳鳴りが特徴です。


耳の中にリンパ液が溜まり

水膨れのようになってしまうことが

原因とされていますが

ストレスや睡眠不足が原因とも言われています。



・加齢性難聴

いわゆる

「耳が遠くなる」という症状が出てくると

脳が音を感じ取るセンサーのような

働きを強くしすぎてしまう

ということが起こり耳鳴りに繋がります。


耳鳴りと同時に高音が聞き取りづらくなったり

耳を塞ぐと耳鳴りが余計に

大きくなってしまうなどの症状がある場合は

加齢性難聴が疑われることが多いようです。


・聴神経腫瘍

耳の奥の部分に位置する脳に

できる良性の腫瘍のことです。

この腫瘍が神経を圧迫することで

耳鳴りやめまい、聞こえにくさを感じます。

音に関する神経と三半規管につながる

神経が同時に圧迫されるので

耳鳴りと同時にめまいも

発生することが多いです。


こうしてみても

片耳に発生するキーンという高音の耳鳴り

耳の閉塞感もある

という症状は

突発性難聴の可能性が高いのではと

考えられますね。


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耳鳴りはどうすれば止まる?突発性難聴の症状の特徴と治療。

突発性難聴にはとのような原因や

特徴があるのでしょうか?


発症するのは働き盛りという年代がほとんどで

子供の症例はほとんど見当たりません。


そして

◯月◯日の何をしていた時に

とはっきりとわかるくらい

突然に耳の聞こえが悪くなったり耳鳴りが始まって

発症することが多いのです。


今まで耳の聞こえについて

何も気にしたことはなかったのに

洗濯物を干しているとき急にキーン!と

大きな耳鳴りが鳴って

その後全く聞こえなくなってしまった

という症例もあります。


また

耳の閉塞感やめまい、吐き気といった症状が

出ることもありますが

メニエール病と違い

何度も繰り返すということはありません。


きっかけとなる症状はさまざまでも

その症状以降ガラッと聞こえ方が

変わってしまったという場合は

突発性難聴である可能性が大きくなりますね。


突発性難聴の原因はまだ

はっきりしていないことが多いのですが

主に2つの説が挙げられています。

1つ目はウイルス感染説です。


音を感じ取り脳につたえる有毛細胞が

ウイルスに侵され

音を脳に伝えられなくなります。


2つ目は血管障害説です。



ストレスがかかると血管が萎縮し血

流が悪くなると機能が低下します。

また傾向として

睡眠不足やストレスがあると

発症しやすいです。

原因ははっきりとしていなくても

治療法はきちんとありますので

安心してくださいね。


大切なのは

症状がでたら1日でも早く治療をはじめる

ということです。


聴覚に関わる細胞は

一度壊れると再生しないので

まだ生き残っているものがあるうちに

きちんと守る必要があるのです。


1週間以内に治療を始められるように

症状が出たらすぐに

耳鼻咽喉科を受診しましょう。


治療にはステロイドホルモン剤や

血流改善剤などが使用されます。

ステロイドは

たまたま別の病気の治療中

難聴も改善したことから使われ始めましたが

今では少しずつメカニズムも

解明されてしました。


薬の量や種類、使用期間も

症状を見ながら細かな調整がされるようです。

安心してお医者さんの指示に従いましょう。

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「今は」何とかなっているからと放っておくのは禁物です!

耳については

ぶつけたりなど外傷については想像できますが

腫れたりなど中の疾患や

以外も繊細な構造については

あまり考えたことがない方が

ほとんどではないでしょうか?

ですが耳は

音を聞くということだけではなく

三半規管としての大切な役割もある

大事な器官ですよね。


突発性難聴をはじめ耳の病気は

すぐに対処することが大切です。


今はそこまでではないからといって

放っておくと

本当は治ったはずの病気が

治らなくなってしまうこともあるんです。


立って歩く

会話する

という当たり前にしていたことが

できなくなったり

突然のめまいが来ることを恐れて

外に出ることが怖くなるかもしれません。


早めに対処すれば

きちんと元の生活に戻れる可能性が

高くなります。

今少しでも違和感を感じたなら

すぐに耳鼻科、耳鼻咽喉科に行ってくださいね。

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