可愛い大事なペットは
飼い主が健康管理を行い
心配なことがあるときには
動物病院へ相談しますよね。
イヌでもネコでも
言葉で体の調子を伝えてくれるわけではありません。
普段の食事の様子
ウンチやオシッコの回数や状態
毛並みや
元気があるか
呼吸の状態など
飼い主が客観的に見た状態で
普段との違いを感じ
体調を感じ取るしかありません。
その中でも体重は
数字でペットの状態を知ることができる
わかりやすい目安ではないかと思います。
でもハムスターってあんなに小さいのに
どうやって測るの?
ちょこちょこ動くし
じっとしていられないみたい…。
健康管理に必要な体重測定だけど難しそう。
しかし特別な道具は必要ありません。
キッチンスケールで測れます!
そして
測り方も簡単です。
かわいいハムスターに健康で長生きしてもらうために
体重管理をしてみましょう!
どのくらいの頻度でどうやって測る?~ハムスターの体重の測り方~
イヌやネコは抱っこして
人が使う体重計で測定し
抱っこしている人の体重を引けば
体重を知ることができます。
通常、人が使う体重計は
キログラムで表示されますよね。
50.2kg
と100g単位でしか測ることができません。
ハムスターは手の上に乗るほどの大きさです。
種類にもよりますが
30g~150gととても小さいです。
そんなハムスターを
100g単位の体重計の乗せても…
測れませんよね…。
しかも脱走案件です!!
ハムスターは小さいので
1gがとても大きな差になります。
イヌやネコ、人間は
g単位で増えても大きな差になりませんが
もともと100g前後しかないハムスターにとっては
とても大きな差になります。
そのため必要なものとしては
・1g単位で測れるデジタル表示のはかり
・はかりに乗せられる箱・容器
です。
測定方法は簡単!
はかりの上にハムスターを入れた箱・容器を
置き重さを測る。
箱・容器の重さを引く。
だけです。
はかりの種類によっては
「0表示」
という箱・容器の重さを0にする機能が
ついていることもありますので
箱・容器の重さを0にして
ハムスターを乗せると
そのままハムスターの体重を知ることができます。
ハムスターによっては
じっとしていることができなかったり
箱・容器から脱走してしまうこともあります。
その時には
少量のおやつを渡したりして
測ってみてください。
ハムスターは3か月ほどで大人になるので
成長期の3か月は毎日測定しましょう。
測るタイミングも
ご飯を上げる前など
毎日同じ条件で測ったほうが良いですね。
3か月以降も
健康管理の目的で
1週間に1回の測定を行いましょう。
ハムスターも
食欲がなくて体重が落ちたり
食べ過ぎて肥満になったりしますので
体調管理をする上で
体重測定は重要になります。
またハムスターの食事量の理想は
体重の〇%
と体重を基準にしてありますので
今のハムスターの理想の食事量を知る上でも
体重を知るということは大事ですね。
ハムスターの種類別の理想体重とは?
ハムスターにも種類があり
種類によって大きさ・体重に違いがあります。
元気で長生きをしてもらうためには
理想の体重を知り
それに応じた食事量を守り
ハムスターの体重管理を行う必要があります。
標準体重も
種類によって違ってきますので
ハムスターの種類別の標準体重を知っておきましょう。
- ゴールデンハムスター オス:85~130g メス:95~150g
- ジャンガリアンハムスター オス:35~45g メス:30~40g
- キャンベルハムスター オス:35~45g メス:30~40g
- チャイニーズハムスター オス:35~40g メス:30~35g
- ロボロフスキーハムスター オス:15~30g メス:15~30g
種類によって体重が全然違います。
飼っているハムスターの種類に応じた
標準体重を目指しましょう。
標準体重を知ると
1gの差が大きいのがわかりますね。
まとめ
ハムスターのかわいいポイントの1つに
「食べている姿がかわいい」
があると思います。
個人的にはもぐもぐしているのが
かわいくて飼うんじゃないの?
と思うほどに可愛らしいですね。
ハムスターと言えば
「ヒマワリの種」
のイメージですが
ヒマワリの種は「種」なので
高脂肪です。
ヒマワリの種だけでなくても
もぐもぐするハムスターがかわいいので
ついつい
たくさんおやつをあげたくなりますが、
そこはハムスターのために
標準体重を意識した
食事・おやつの量を守りましょう。
ハムスターの1日の食事量の目安ですが
体重の5~10%です。
おやつをあげる際には
食事量からおやつ分を減らしてあげましょう。
肥満は健康に影響します。
肥満になると
ダイエットも必要になります。
運動や食事制限をするのは
ハムスターも飼い主も大変ですね。
そうならないように
普段から体重管理を行い
適切な食事量を守って
ハムスターにも
飼い主にも
ストレスない生活を心がけたいですね。
ハムスターは太りやすい動物の1つです。
食事量は大事です。
下痢や病気の発見にも
体重管理は非常に大切です。
元気で長生きしてもらうために
飼い主ができる愛情の1つであると思いますので
ぜひ体重測定してください。
体重測定もハムスターとの楽しい触れ合いになりますよ。
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