便秘と腹痛と腰痛、
一見まったく別の症状に思えますが、
実は完全に別物というわけではないんです!
腸は実は背中の方にあるので、
腸に何かあると腰痛として
症状が出てくることもあります。
また、
腸はお腹の中を一周するようにある為、
痛む場所によっても
考えられる病は変わります!
あらゆる可能性を解説していきます!
【便秘、腹痛、腰痛の関係性!痛む場所は右?それとも左?】
お腹の痛みは便秘のように
単純なものから怖い病気までさまざまです。
特に女性だと婦人科系の病気の心配も
出てくるのでとても不安ですよね(><)
痛みが出ている場合は、
その痛む場所によって何が原因なのか
変わってきます!
右側の腹部が痛む場合は、
腸疾患、尿路疾患、婦人科疾患が多いです。
腸疾患では、虫垂炎、大腸炎、過敏性腸症候群、
炎症性腸疾患、胆のう炎、膵炎など。
尿路疾患は、尿路結石、尿路感染症など。
婦人科疾患は、子宮外妊娠、子宮内膜症、
子宮筋腫、卵巣腫瘍など。
その他にも、
動脈解離や動脈瘤破裂などでも右下の、
腹部に痛みが出る場合があります。
左側に痛みが出る場合は、
便秘症が多いです。
お腹の左側には、
S状結腸と呼ばれるものがあります。
大腸の終わりの方です!
排便が上手く行われていないと
この部分に痛みが出てしまいます。
それと同時に、お腹が便により圧迫され、
血行不良になるため腰痛の原因にもなります。
便秘にならないために、水分をしっかりとる、
バランスのいい食事、
特に食物繊維を摂るようにしましょう!
便秘の人は便を送り出す腸の動き、
「蠕動運動(ぜんどう運動)」が
弱いと言われています。
蠕動運動を促すためにも、
お腹をマッサージしてあげると効果的ですよ♪
時計回りに刺激してあげてください!
便秘で腰が痛い時は要注意?!これらの症状に潜む怖い病気とは…?
便秘や腰の痛みを伴う病気で
気をつけないといけないのが、大腸がんです。
大腸がんは、
早い段階で治療することが出来れば
90%以上の確率で治ると言われています!
早期発見が重要ですね!
大腸がんの症状として典型的なものは血便です。
ですが、
その他にも便が細切れたり便の表面に粘液が付く、
便秘と下痢を繰り返すなどあります。
また、
便が大腸を移動する時にがん部分を圧迫したり、
狭くなった腸管を通るため
腰からお尻にかけて痛みも出ます。
いつもと違うと思ったら
必ず病院を受診しましょう!
早期発見が大事な大腸がんですが、
症状が出にくい場合もあります。
大腸がんの右側に出来たがんは
症状が現れにくいと言われています。
大腸の右側には上行結腸、
盲腸などがありますが、
ここを通る便はまだ軟らかい状態です。
そのため、がんがあってもあまり圧迫されず、
痛みが出ないことが多いです。
血便、便秘や下痢、腰が痛い
などの代表的な初期症状が現れていなくても、
定期的な検査をするようにしましょう!
特に40歳を過ぎたあたりからは
年に1回は行うようにしましょう!
食の欧米化により、
近年大腸がんは罹患率トップのがんです。
それだけ多くの人に
可能性があるので気をつけてください!
【まとめ】
腰とお腹、別のようで関わりがあります!
お腹の病気で腰に症状が出るなんて
びっくりしたのではないですか?(・o・)
食べた栄養を吸収して
毒素排出を促してくれる大事な腸。
しっかり腸のためになることを
してあげないとだめですね(><)
私は小さい頃から便秘症なので
かなりの負担をかけていると思います(^^;
女性には便秘の人が多いので
私だけじゃないはずです。
まずは便秘を治して腸内細菌を増やすなどして
腸にいいことが出来るように頑張りましょう!
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