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ハムスターに果物は毒になることも?!必ずチェックして欲しい事とは!

この記事は約5分で読めます。

かわいいハムスターが果物をほおばる姿は

なんとも可愛らしいものです。


人間が”果物”と認識しているものって

害がある

なんて考えもしませんよね?

でも

体の大きさはもちろんのこと

構造そのものが違うハムスターに

果物をあげる時には

ハムスターにとっては毒になってしまう果物

についての知識が必要です。


この記事では

ハムスターに果物をあげたい時に注意したい点

あげてもいい果物についてみていきます。

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ハムスターに果物はダメなの?!食事のバランスも気をつけて。

基本的にハムスターの餌は

ハムスター用のペレットだけで大丈夫なんです。


地味な見た目でも

必要な栄養素が最適なバランスで入っています。

果物に注意が必要なのは主に

2つの理由があります。


ひとつは

栄養素や水分の摂取量の偏りが心配な点

もう一つは

ハムスターにとって害となる危険性がある点です。


ここでは

それぞれの理由を詳しくみていきましょう。


[栄養の偏りが心配である理由]

ハムスターが一日に必要な摂取量は

餌が体重の10%

水分は体重の10〜15%です。

これは

比較的大きな種類であるゴールデンハムスターなら

餌が10g、水分が10〜30ccという

人間にとってはほんのわずかな量なんです。


小さな角切りの果物であっても

ほんのひとかけらで

一日の摂取量の

ほとんどを使ってしまう計算なのです。


水分量に関しては

摂取量がとても把握しにくくなるという

問題があります。


ジュワッと果汁が溢れる果物は

人間にとっては”おいしい”の基準ですが

ハムスターにとっては

それだけで一日の水分量を超えかねません。


完全に乾燥しているペレットと真水であれば

食事や水分量を簡単に把握できますね。


乾燥したものとただの水であれば

清潔を保つのも簡単です。

限られた摂取量の中で

確実に必要な栄養素が摂取できるという

安心感もありますので

基本の食事は

ペレットでという原則は守りましょう。


[毒素となる危険性がある果物]

一般的に

果物としてスーパーで販売されているものは

人間にとって害となるものはありません。


気をつけなければいけないといえば

アレルギーがある方がいるという点でしょうか。


特定の食品に対して過剰に

反応してしまう状態というものですので

全ての人間が除去しなければいけない

というものではありません。


でも、ハムスターの場合

”あげてはいけない”というのは

全てのハムスターに対して

注意しなければいけないことなんです。


”毒”として確実にハムスターの体に影響を及ぼします。

中には

皮やタネを取り除けば

あげてもいいとされるものもありますが

綺麗に取り除く手間や万が一のことを考えると

一切あげないというのも選択肢の一つですね。


ここで挙げていく果物は

うっかり混ざることもないように

慎重に管理してくださいね。


・「ペルシン」が含まれる果物

アボカド

果物ではありませんが

ハムスター以外の多くの動物にとっても

危険な食品です。


けいれんや呼吸困難など

深刻な症状を引き起こします。

死に至る危険性もあります。

同じ空間で切ったり

火を通したりするのもやめましょう。


・「アミグダリン」が含まれる果物

りんご・もも・梨・さくらんぼ・
びわ・あんず・ラフランス

消化機能に影響を与えたり

重篤な場合、呼吸困難や心臓麻痺などの症状を

引き起こしたりする可能性があります。


・「タンニン」が含まれる果物

ぶどう・柿・栗・パパイヤ

人間など他の動物では

”タンニン結合性唾液タンパク質”という

タンニンを無毒化する物質がありますが

ハムスターにはそれがありません。


摂取してしまうと消化器官を傷つけ

必要なタンパク質を体外に排出してしまいます。


また

人間にとっては食べ物ではありませんが

どんぐりもタンニンを含んでいます。


どんぐりとハムスターなんて

可愛らしい組み合わせのように感じますが

近づけることのないようにしましょう。


・「ウルシオール」が含まれる果物

マンゴー

ハムスターがアレルギーを

引き起こしやすいと言われる果物です。

特に生のままでは絶対にあげないようにしましょう。


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それでもハムスターに果物をあげたい!頻度はどのくらいまでならOK?

とはいえハムスターも

果物の甘味や食感は大好きです。

たまのご褒美として食べさせてあげたいというのが

親心というものです。

ここでは

ハムスターにあげてもいい果物を挙げていきます。

こちらに紹介している果物は

実はもちろんタネや皮にも毒性がないものです。

ただし

普段と違うものをあげているということ

繊維の量や硬さなどの形状の違い

という理由で消化しきれないこともあります。


混ざっても直ちにハムスターの体に影響はありませんが

できる限り取り除いてあげましょう。


[ハムスターにあげてもいい果物]

・バナナ
・いちご
・メロン
・スイカ
・キウイ
・みかん
・オレンジ
・ブルーベリー
・パイナップル

いちごやキウイのように

人間はタネごと食べることが習慣になっているものも

綺麗に取り除いてあげましょう。


みかんの薄皮なども同様です。

一回にあげる量は

大きなゴールデンハムスターで1cm角くらい

小さなハムスターなら5mm角くらいの

ほんのひとかけらにしておきます。


食べ残した場合は

巣箱に持ち帰ってしまわないように

すぐに回収してくださいね。

週末のご褒美のような感覚で

週に1〜2回を限度にしましょう。

ハムスターの、というより

可愛く食べる姿を見せてもらう

人間側にとってのご褒美ですね。


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ほんのひとかけらが一大事に?!

人間にとってはなんてことのない果物が

口に入れたかどうかもわからないくらい

わずかな量が

ハムスターにとっては命取りです。


ハムスターも果物は大好きです。

でも人間のように我慢はできません。

なぜ
気をつけなければいけないのかも理解できません。

あげすぎたり

あげてはいけないものをあげてしまって

辛い思いをさせることはできません。


ぜひ

飼い主のあなたが真剣に

ハムスターの体のことを考えてあげてくださいね。

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