夜中、突然小学生の子供が、
叫び声や泣き声をあげる。
怯えた表情で、暴れている夜驚症。
小学生の高学年~思春期までに、
消える症状です。
しかし実際に、
症状が出た時には、どうしたらいいのか?
親御さんとしては、とても悩みますよね。
そこで、
夜驚症が発症した時の対処法について
お教えします。
- 夜驚症が、小学生に発症する原因。
- 夜驚症が、小学生に発症した時の対処法。
- 疲れているお母さんの休み方
以上の3点をまとめてみました。
夜驚症でパニック状態になっている、
小学生の子供さん。
その対処法と注意する点、
お母さんの休み方を分かりやすく紹介します。
小学生の子供さんの
夜驚症で悩んでいるあなた、
参考になるので、ご覧になってください。
最初に、夜驚症が小学生の子供に発症する
原因を紹介します。
夜驚症が、小学生に発症する原因。
目覚めている訳ではないため、
声をかけても目覚めません。
そして、
30秒~5分くらいで落ち着きます。
そして、また眠り始めます。
これが、夜驚症の症状です。
この夜驚症が発症する時、
日中にさまざま原因があります。
その代表的な原因を3つ紹介します。
・ストレスが溜まっている
ストレスが溜まっていることが原因で、
夜驚症が発症することがあります。
- 友達との人間関係が上手く行ってない。
- 引っ越しなどで、生活環境が変わった。
- いつもと違う所に、出かけた。
上記のことが原因で、
ストレスが溜まることもあります。
子供の様子を観察してください。
怒りっぽくなった。
いつもより元気がない。
など、子供の様子に変化があったら、
よく話をしてみてください。
会話をすることで、
ストレスの原因も分かります。
また、
子供のストレス解消にも、繋がります。
・怖いこと楽しいことなどの刺激を受けた。
脳がたくさんの刺激を受けることで、
夜驚症が発症する原因にもなります。
子供は、感受性が豊かです。
そのため、少しの刺激でも、
夜驚症が発症する可能性があります。
- 人に、激しく怒られたこと。
- テレビなどで、
事故現場を見てしまったこと。 - 初めての家族旅行。
- 運動会や発表会。
それらの刺激が原因で、
夜驚症が発症することがあります。
こういったことは、
日常生活でよくあること。
そのため、上記のことで、
夜驚症を発症しても、
それは、一時的なことです。
子供の成長とともに、治まります。
ですので、
過度に心配しないでも大丈夫です。
・脳が充分に、発達していない。
夜驚症は、
脳が充分に発達していないことが原因と
言われています。
夜驚症は、深い眠りの時に起きます。
子供の脳は、充分に発達していません。
そのため、
深い眠りの時に、興奮状態になります。
その結果、完全に目覚めることがない状態。
この状態で、
脳の一部だけ起きてしまいます。
- 泣き叫んでいる。
- 歩き回っている。
- 呼吸や動悸が激しくなる。
などの症状が起こります。
とにかく、親御さんとして出来ること。
脳が充分に
発達するまで、根気よく待つことです。
※【夜驚症】心ここにあらず、
幻覚大興奮する愛菜ちゃん【夢遊病】
という動画を用意しました。
夜驚症が発症している子供の様子です。
参考になるので、ご覧になってください。
次に夜驚症が、
小学生に発症した時の対処法を紹介します。
夜驚症が、小学生に発症した時の対処法。
・子供が落ち着くまで見守る。
子供が夜驚症を発症すると、
慌てて子供を起こそうとしまいます。
そうすると、子供は、
さらにパニック状態になります。
興奮状態が続き、
なかなか治まりません。
夜驚症を発症したら、
【見守る】これが一番です。
夜驚症の症状が出た時は、
親御さんの声は聞こえません。
そのため、
声をかけても意味がないです。
とにかく、子供さんがケガしないように、
見守ることです。
症状は、寝てから2~3時間後に起こります。
時間は、1~10分くらいで治まります。
その間、ケガをしないように、
しっかりと子供を見守ってください。
・部屋の中にある、危険な物を片付ける
子供が、夜驚症を発症している間。
子供は、部屋の中を歩き回ります。
その際、
床などに危険な物があるとケガをします。
ケガを防ぐために、片付けておきましょう。
とにかく、夜驚症の子供は、
どう動くか分かりません。
最大に注意を払って、
危険な物【ガラス製品など】を
片付けてください。
・ソファーに座って添い寝をする。
子供と、ソファーに座って
添い寝をしてみましょう。
この姿勢は、
子供がとても落ち着く姿勢です。
親御さんが、隣にいることで、
子供は、さらに安心します。
寒い日には、
毛布を被って、二人で過ごしましょう。
やがて、
子供の頭が親御さんの肩に寄りかかります。
そしたら、子供が寝ているサインです。
その後、ゆっくりと
子供を布団に移動させてください。
※子供の睡眠トラブル【夜驚症】
という動画を用意しました。
夜驚症の症状・原因・対処法を
分かりやすく紹介しています。
子供の夜驚症で悩んでいるあなた。
参考になるので、ご覧になってください。
次に、
子供の夜驚症対策で寝不足のお母さん。
そんなお母さんの休み方を紹介します。
夜驚症対策の寝不足で疲れたお母さんの休み方
・父親に、
子供の見守りを代わってもらう。
毎日、子供の見守りをすると、
寝不足で疲れます。
いつ子供が起きるか分かりません。
そのため、寝ている間も
耐えず緊張を強いられています。
こんな状態が続くと、
お母さんも体調不良になるでしょう。
そんな時は、
お父さんに代わってもらってください。
子供の夜驚症で、
ゆっくり寝られないかもしれません。
出来れば、
子供と別の部屋で寝た方がいいです。
週に何回か、
ゆっくり休める日があると、
体は楽になります。
・子供が学校にいっている時に、
しっかりと休む。
子供が学校にいっている間は、
体を休めるチャンスです。
どうしても、夜は、
子供が心配で眠れません。
いつ夜驚症が起きるのか、
絶えず緊張しています。
そのため、子供のいない日中に、
体を休めること。
充分に、睡眠時間を確保してください。
また、
音楽や散歩などで、気分転換をしましょう。
ゆっくり休める貴重な時間、
休息を優先してみたらどうですか?
・子供の成長過程だと思うこと。
毎晩のように続く、夜驚症。
これが、永遠に続くと思うと、
精神的にきついです。
お母さんが不安・ストレスを抱えると
子供にも伝わります。
それが、
夜驚症が発症するきっかけにもなります。
一時的なことであり、
成長過程に一つと思うこと。
そう思うことで、ストレスが減り、
穏やかになれるのです。
夜驚症は、
一般的に思春期までに、治まります。
そう割り切って、対応することで
精神的に楽になれます。
夜驚症が、小学生に発症~まとめ。
- 夜驚症が、小学生に発症する原因。
- 夜驚症が、小学生に発症した時の対処法。
- 寝不足で疲れたお母さんの休み方
以上の3点をまとめてみました。
夜驚症は、子供の成長過程の一つです。
その時期は、毎晩、大変ですよね。
夜驚症が、発症した時、
とにかく、子供を見守ることです。
ケガをしないように、気をつけてください。
そして、対応するお母さんの体調管理。
毎晩のように続く、夜驚症の対応。
これは、
体調不良の原因にもなりかねません。
日中は、睡眠時間を確保して、
体を休めること。
子供のためにも、お母さんのためにも、
大切です。
見通しがちですが、重要なことなのです。
夜驚症の時は、
お父さんにも協力してもらってください。
そして、夜驚症の時期を乗り越えましょう。