誰しもが経験したことのある腹痛や下痢。
よくある事だしと思う方も多いと思いますが、
それが3日以上続くとそれは
体からのSOSのサインです(><)
単なる腹痛や下痢だったとしても
中には怖い病気が潜んでいることも…….
腹痛と言っても、原因は様々なんです。
・腸の収縮や、けいれんによる腹痛(下痢、便秘が起きる)
・胆のうの収縮や、けいれんによる腹痛
・腹膜の炎症による腹痛(腹膜炎など)
今回は腹痛に潜む病気をご紹介します!
腹痛や下痢が続く場合は要注意!これらの症状が現れる病気とは?
特に怖く、厄介な病気が「潰瘍性大腸炎」です。
この病気は原因不明の難病に指定されています。
症状として、粘血便が続く(良くなってもまた繰り返す)、
血便、腹痛、下痢、発熱、体重の減少、
嘔吐(おうと)、吐き気、貧血などがあります。
直腸を中心に炎症が起こり始めていき、
慢性の炎症や潰瘍(かいよう 組織が深く傷つくこと)、
ただれが現れます。
しだいに大腸全体にまで広がる場合もあります。
本来体を守る防御システムである免疫が
異常に働いてしまい起こる病気です。
なぜこのように免疫異常が起きてしまうのか
原因は不明のようです(><)
この潰瘍性大腸炎以外にも、
若い特に女性や働き盛りの人に多い病気が、
「過敏性腸症候群」です!
この過敏性腸症候群は、
腸に何も異常がないのに腹痛を伴った便秘や
下痢が続く病気です。
私の職場の先輩もなっていました(;▽;)
慢性的に痛みがあるようでしんどそうでしたね……
神経質な人や生真面目な人など、
ストレスを受けやすい人に発症しやすい心身症の一つです。
長い期間腹痛や下痢が続く場合や、
通勤の電車の中で何度も腹痛がある場合は
この病気が疑われるので、
一度消化器内科で診てもらいましょう!
腹痛と下痢が続くのはツラい!1週間以上続いたらすぐ病院へ!
腹痛を伴う下痢には2種類あります。
発症から約1週間以内に
症状が落ち着くものを「急性下痢」といい、
下痢が1ヶ月以上続くものを「慢性下痢」といいます。
急性の下痢の原因は暴飲暴食や刺激物、
アルコールの摂りすぎなど、
生活習慣の乱れに基づくものがほとんどです。
下痢は、
有害な異物を体外に排出する生体防衛反応です!
なので下痢止め薬などで
無理に下痢を止めるのはあまりおすすめ出来ません。
脱水症状にならないように水分を摂りつつ
整腸剤でゆっくり止めていくのがいいでしょう!
お腹を撫でたりして温めるのも効果的です(^^)
中には命に関わる病気が隠れている場合もありますが、
下痢のほかに腹痛や胸痛、血圧低下、
ショック症状など他の症状も
一緒に現れるので注意してください!
そしてより危険なのが慢性下痢です。
下痢が慢性的になると「炎症性腸疾患」や、
「大腸がん」が疑われるので
1週間以上腹痛や下痢が続く場合は、
すぐに病院に行きましょう!(・o・)
その際は、
下痢の期間や排便の回数、
便の色や性状などを伝えるといいですね♪
【まとめ】
急な腹痛や下痢は本当にツラいですよね(><)
時期によっては
ウイルス性胃腸炎やノロウイルスが流行るので
防げるお腹の不調は全力で防ぎましょう!
私は昔から便秘持ちで腹痛もよくありますし、
下痢になったりもしょっちゅうです(^^;
女性は特に便秘になりやすいので、
私も!という方も多いと思います。
私もそうですが、
「あぁ、またいつもの腹痛だ」で終わらせないで、
一度きっちりと
自分の体と向き合うためにも
消化器科を受診してみてもいいかもしれないですね♪
一時的でなく3日や1週間以上も症状が続いてしまう場合は、
体が悲鳴をあげている証拠なので
無理せず休んで病院に行ってください!
現代人は忙しくストレスも多いですが、
自分の体はまず自分が大事にしてあげてください♪
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