スマートウォッチ、使っていますか?
メールや電話の通知はもちろん、
万歩計や消費カロリーなども
計算してくれる活動量計。
音楽を再生できたりなど
わざわざスマホを取り出さなくても
出来ることが増えて
とっても便利ですよね?
スマートウォッチとスマホは
Bluetooth(ブルートゥース)という電波で
繋げて通信しています。
携帯電話の通信料のような
お金はかかりませんが、
お互いが10メートル以上離れると、
通信が途切れてしまったり、
Bluetoothを使って繋げられるのは、
一度に1台までだったりなど
少し注意が必要な接続方法です。
そうなると疑問に思うのが
プライベート用とお仕事用で
2台のスマホは繋げられないのかなぁ?
という点ではないでしょうか?
どちらの着信も
1台のスマートウォッチで
見られたら便利ですよね?
この記事では、このような
スマートウォッチとスマホとの接続で
どんな事やこんな事できるのかなぁ?
といった疑問点をお教えします。
こちらの記事も参考にして頂けたら幸いです。
↓ ↓ ↓
スマートウォッチはスマホ2台持ちには向かないの?着信だけでも気付きたい!
あなたはスマホ、何台お持ちですか?
お仕事でのやりとりにも
LINEワークスやteamsなど
スマホでのやりとりが頻繁に
使われるようになりました。
プライベート用のスマホと
お仕事用の会社から支給されたスマホと
2台持ち!
という方も多いのではないでしょうか?
セキュリティの事を考えると、
お仕事用とプライベート用が
分かれるのは仕方のない事ですが、
ただでさえガラケーや、
ちょっと前のスマホと比べて
かなり大きくなっているスマホ達。
両方ポケットに入れてという訳には
いきませんよね?
しかし、
カバンの中に入れて持ち歩いていると
音だけではどちらがなったのか
分かりにくいです。
私の場合、
マナーモードに設定したスマホを
カバンに入れておいて
気づけた試しがありません(*_*;
それに
仕事中はプライベート用のスマホは見ないよ!
という方も多いと思います。
そういった場合も
子供の発熱など保育園からの連絡や
家族の緊急事態のお知らせは
すぐに受け取りたい情報です。
こういった場合にできたら便利なのが
1台のスマートウォッチで
2台のスマホの通知を受け取る
という使い方です。
実は、直接2台のスマホを
繋ぐ事はできませんが
通知を受け取れるようにする
アプリがあるんです。
それが
IFTTT(イフト)というアプリです。
IF、This、Then、Thatの頭文字の
組み合わせで、IF(もし)〇〇したら、
△△を実行する。
という命令を、好きなように作れる
アプリです。
スマホとスマートウォッチの
組み合わせ以外にも、
家電の操作にも使える高機能な
アプリなので、こちらでは簡単に
2台のスマホの通知を
1台のスマートウォッチで受け取る
という使い方に限って
詳しく説明していきます。
まずこのIFTTTを使って
1台のスマートウォッチで
2台のスマホの通知を受け取れる
仕組みを簡単に説明します。
スマホ②に着信が来た
↓
↓
↓
IFTTTで、
スマホ①に、
「スマホ②に着信がありました」
というメッセージを送る
↓
↓
↓
スマホ①に繋がったスマートウォッチに、
『スマホ①に
「スマホ②に着信がありました」
という通知が来てますよ』
という通知が表示される。
ちょっと、ややこしいですが、
こうした一連の流れの組み合わせを
「アプレット」と呼びます。
スマホ①とスマホ②は
どちらがプライベート用でも
お仕事用でも大丈夫です。
ですが、
スマートウォッチがApple Watchなら
スマホ①はiPhoneである必要があります。
スマホ①とスマートウォッチが
連携できる組み合わせである事が
大切なんです。
スマートウォッチにスマホ2台繋げるのに料金はかかる?設定方法を詳しく説明します。
IFTTTには、
有料プランと無料プランがあります。
ですが、
今回のスマートウォッチへの通知だけなら
無料プランでも充分使えます。
それでは実際に、2台のスマホの通知を
受け取れるようにする設定を
していきましょう。
今回は
仕事用 Android
プライベート用 iPhone
スマートウォッチ Apple Watch
という条件で説明します。
まず両方のスマホに、
IFTTTのアプリをダウンロードします。
どちらか一方で会員登録をしたら
もう一方でも同じアカウントで
ログインします。
次に、スマホ②で
「スマホ①に着信の通知を送る」指示を
作ります。
大きく出てきた、
IF This Then Thatのうち、
Thisを選択します。
Android Phone Callを
選択します。
Any phone call missedを
選択します。
(電話に出れなかった時という意味)
また
IF This Then Thatという
ページに戻ってきたら
次はThatを選択します。
Notificationsを選択します。
(通知という意味)
Send a notification from the
IFTTT appを選択します。
(IFTTTアプリから通知を送るという意味)
というページに移ったら、
Missed phone call fromと
なっている通知文を
「社用携帯に着信あり」など
実際に通知画面に出てきて欲しい
通知文に変更します。
入力したら
右上のチェックマークを
タップして完了です。
これで一つ
アプレットができました。
iPhoneには同じアカウントで
ログインしているので
特に作業は必要ありません。
元々、iPhoneとApple Watchが
連携されていれば
これでAndroidの通知も
IFTTTを通じてApple Watchに
通知されるようになりました。
「とりあえずできたけど、
頭では理解できてない」と
心配ですよね?
一般に公開されているアプリとはいえ
元々複雑なプログラミングに
手を出しているので
そう感じてしまって当然です。
でもこうしたアプレットは、
たくさんのユーザーが
色々なパターンで作ったものが
たくさん公開されているので
そこから選んで使うという事もできます。
今回アプレットひとつを使って慣れたら
そうした中から選んで
他の通知も受け取れるようにすると
ますます便利になりますね。
とっても便利なIFTTTですが
ちょっとだけ注意点もあります。
・iPhoneの着信は
IFTTTから通知を送ることができない。
・直接繋がれたApple Watchにしか
通知できないようになっている。
・その為、今回のように
Apple Watchを使う場合、
スマホ②はAndroidである必要がある。
・iPhoneを操作中に
Androidからの通知があったら
iPhoneが通知を受け取るので
Apple Watchには通知されない。
・自分で作れる
IFTTTの指示(アプレット)は
無料プランなら3つまで。
他の人が作って
公開しているアプレットは無制限なので
自分の欲しいアプレットを
探して使うなら無料版でも大丈夫。
・完全に英語版のアプリなので
分からない事が起きても、
英語を読んで理解しなければいけない。
(因みに日本でも
たくさんの方が使っているので、
検索すれば解決できる事がほとんどです。)
IFTTTを使った通知の説明は
作業自体は簡単です。
ですが、
あなたのスマホとスマートウォッチの
組み合わせのパターンで使えるかどうか
チェックしてみてくださいね。
ちょっと難しいけどやってみる価値はあり!
いかがでしたでしょうか?
英語のアプリなのと、
少しだけプログラミング的な考え方が
入ってくるので、
ちょっと難しく見えますが
作業はとってもシンプルですよね。
ひとつできると他の通知にも応用できて
とっっっても便利な生活になりますよ。
この記事を
ゆーっくり読み進めながら
ぜひ挑戦してみてくださいね!