初七日、お食い初め、ハーフバースデー
私自身はやってもらってないようなのですが
ネットでありとあらゆる情報が手に入り
スマホで気軽に
写真を撮ることのできる現代では
どれもお家で
気軽に実現できるイベントになりました。
でも、たった一度のそれも
写真を撮るほんの一瞬しか使わない
イベントのアイテム類。
なるべく時間もお金もかけずに
手軽に準備したいですよね?
今
InstagramなどSNSで人気なのが
ハーフバースデーの、
キューピー柄マヨネーズの
コスプレです。
キューピーハーフの1/2と
ハーフバースデーの1/2をかけた
このチョイス。
最初に思いついた人は
本当に素敵なセンスですよね。
実はこのマヨネーズの衣装
「裁縫なんて家庭科の授業以来…」
というあなたにも
ほぼフリーハンドで
出来てしまうものなんです!
型紙をダウンロード?
縫い代?
難しいことはしなくて大丈夫です。
この記事では
かわいい
キューピーマヨネーズのコスプレ衣装を
毎日着せているものから採寸
ガタガタの手縫いしか
できなくても可愛く見せる方法
について見ていきます。
ハーフバースデーのキューピー柄衣装の作り方!男の子でもワンピースタイプが簡単です。
[マヨネーズコスプレの材料と
用意するもの]
・材料
①100均などに売っている
70〜100cm四方程度の大判のフェルト
クリーム色 2枚 赤色 1枚
②手芸用ボンド
③(縫い合わせたい場合は)縫い糸
白色(あればクリーム色)と赤色
④ボタン 1個
・用意するもの
①新聞紙か通販などで
緩衝材として入っている大きな紙
②赤ちゃんの使っているスリーパー
③鉛筆
④紙用と布用それぞれのハサミ
⑤(縫い合わせたい場合は)縫い針
⑥頭囲を測れる柔らかいメジャー
マヨネーズのボトルの形は
最初にして最大の難関のように
感じるかもしれません。
でも実は超簡単なんです。
マヨネーズのボトルは
下が大きく膨らんだスリーパー
です。
スリーパーは
新生児から使える赤ちゃん期の
必須アイテムですよね。
最初はスリーパーに埋もれるくらい
小さかった赤ちゃんも
ハーフバースデーの頃には
ちょこんとかわいらしく足が見える
ちょうど良いサイズに
なっているのではないでしょうか?
スリーパーは前後同じサイズのパーツを
重ねただけのシンプルな構造です。
しかも
ガーゼなどの伸びない素材なのに
確実に赤ちゃんが着られるとわかっている!
フェルトで作るマヨネーズコスプレの
型紙のベースとしてはピッタリなんです。
それではここから
スリーパーを元にしたマヨネーズ衣装の
作り方を見ていきましょう。
[マヨネーズ衣装本体の作り方]
1.新聞紙の上に綺麗にスリーパーを置く
2.スリーパーの9割が入るくらいの大きさで、
下膨れなマヨネーズの容器を書く
マヨネーズの容器の形を再現するので
袖口あたりはスリーパーより少し内側を
足元はスリーパーより
左右5cmずつくらい外側を通ります。
3頭身の小さな赤ちゃんに合わせるので
首の短いコロンとした
マヨネーズ容器になりますね。
3.書いた線より1cm外側を切り型紙にし、
クリーム色のフェルトを同じ大きさで2枚着る
ボンドで張り合わせる場合でも
糸で縫い合わせる場合でも縫い代が必要なので
1cm外側に縫い代を書きます。
首周りや袖口足元は
開けたままにする場所なので
縫い代はいりません。
肩をボタンで開閉できるようにしたい場合は
背中側の片方の肩だけ5cm程度
長めに残しておくと良いですよ。
ちなみに
市販のお洋服の型紙って
出来上がりの線しかなく
縫い代は自分で直接布に
書くものが多いのですが
こうして型紙に書いてしまった方が
便利なんです。
表と裏の布の端を合わせるのも簡単ですし
「端から1cm、端から1cm…」
と頭の中で唱えながら縫えば
それほど仕上がりには影響しませんよ。
4.両脇を貼り合わせて裏返す
脇の下から裾まで
両側とも手芸用ボンドで貼り合わせます。
丈夫にしたい場合は
縫い合わせても大丈夫です。
ボンドが完全に乾いたら裏返します。
そのままでも十分かわいいのですが
裏返しにすると
反り返る力で少しふんわりするので
よりマヨネーズっぽくなります。
縫い合わせた縫い目が気になる場合も
裏返しにすれば気になりませんし
むしろガタガタの方が
ふんわり見えるませんか?
5.両肩を貼り合わせる
両肩を合わせて
赤ちゃんの頭が通るかどうか
前側の首元が苦しくないかを確認します。
普段のスリーパーがボタンのタイプなら
おそらくそのままでは赤ちゃんの頭が
入らないと思います。
そんな時は
片方の肩をボタンで開閉できるようにします。
ボタンというととても
難しく感じるかもしれませんが
フェルトで作るならとっても簡単です。
前側の布にボタンを縫い付け
長く取った後ろ側の布に
ボタンの直径と同じ長さの切り込みを
入れるだけなんです。
首元が苦しそうなら
1〜2センチくらいを目安に
内側を削るようにカットしてあげましょう。
これで土台となる本体部分が
出来上がりました。
ハーフバースデーのお祝いはキューピー柄ハーフコスプレで!文字は横線は太く、縦線は細く!
次に赤色のフェルトで
模様、文字
キャップをイメージした帽子を作ります。
一枚のフェルトの中で
帽子のパーツが1番面積を取るので
私は帽子を先に作るのが良いと思います。
マヨネーズ容器のふたそっくりの
シンプルで簡単な構造ですよ。
[マヨネーズ衣装の帽子の作り方]
1.赤ちゃんの頭囲を測る
健診などで測ることも多い頭囲ですが
赤ちゃん期の頭囲は
びっくりするくらい早く大きくなります。
メジャーを使って測って
ピッタリサイズの帽子を作ってあげれば
簡単な構造の帽子でも脱げにくくなりますよ。
2.被りの深さ×頭囲の長方形を切る
先程測った頭囲から
まずはおでこ周りのパーツを切り出します。
被りの深さは10cm程度あれば大丈夫です。
でも
コックさんの帽子くらい高い方がいいなら
長くしても良いかもしれません。
3.頭頂部の丸いパーツを切る
頭囲がわかったので
円周÷3.14=直径
で頭頂部の丸の直径がわかります。
懐かしい公式ですね。
被りの部分と貼り合わせるので
直径は2cm大きくして
縁に1cmの縫い代ができるようにします。
4.貼り合わせて帽子の形にする
丸の外側の縫い代の上に
被りの長方形が乗るように
端をボンドで貼り合わせていきます。
巻き終わりの部分で長方形の端同士を張り合わせれば
簡単に帽子の形になりました。
[マヨネーズ衣装の
模様と文字の作り方]
文字や模様は
全く同じでなくても
色味や配置でそれっぽく見えるので
安心してくださいね。
まずは
先程使い終わった型紙に
鉛筆でレイアウトを書きます。
次に
カタカナひとつひとつの形を
整えていきます。
ポイントは細長いシルエットで
横線は太く、縦線は細くです。
上手くかけたら切り取って
裏返しにしてボンドで
フェルトに貼り付けます。
そのまま
紙に合わせてフェルトを切って表に返すと
書いた通りの文字の形が切り抜けますよ。
模様の部分は
1cm幅に細長く切り出したフェルトを
直接本体の上で並べてみるのが
1番簡単でうまくいきます。
本物のキューピーハーフの模様は
横に4つ、縦に5つ
ダイヤを並べた形ですが
縦長のシルエットなら数は
少なくなってしまっても
あまり気になりません。
最後に
位置を微調整しながら
全部のパーツを本体に貼り付けます。
これで完成です。
縫った方が丈夫、楽ということも
あるかもしれませんが
全てボンドで作ることができましたね。
100均の布で足りてしまうのは赤ちゃん期だけ!気軽に楽しめる機会を逃さないで。
3頭身の赤ちゃんボディには
何を着せてもかわいくて
どんなコスプレでも似合ってしまいます。
同じ子供でも
もう幼稚園に通うようになってしまうと
懐かしく感じてしまうくらい
赤ちゃんでいてくれるのはほんの一瞬です。
とても短くて貴重な赤ちゃん期
手軽に色々な衣装を着せてみたいですよね。
小さなからだですから
用意する布もほんの少しで大丈夫です。
どんなに不器用でも
たっぷり光が差し込む明るい部屋で撮ると
意外に綺麗で映える写真が撮れますよ。
あっという間の赤ちゃん期
気軽に撮影を楽しんでくださいね。