1歳をすぎると
耳をつんざくような泣き声や
のけぞったり転げ回ったりする動きも
力強くなります。
夜泣きでも
おおらかな気持ちでトントンゆらゆら
なんて効かなくなる事もありますよね?
夜泣きの原因は
ストレス(良い刺激も含む)
睡眠の不安定さ
体調不良
などが挙げられます。
ですが
それは推測するしかないことも多く
落ち着いた後で
考えた結果論
だったりします。
4〜5歳のおしゃべりが上手になった子でも
夜泣いて起きてくることはあるのですが
「あー多分小さい時にもその理由で
泣いてたんだな・・・」
と
後々になってわかることも多いのです。
でも
いかにも緊急事態のように
泣く子を目の前にして
放っておくことはできませんよね?
なんとかして落ち着いて眠ってほしい
その一心だと思います。
この記事では
夜泣きの原因として考えられる理由と
のけぞったり叫び続けるような
夜泣きに対処する方法について
見ていきたいと思います。
1歳の赤ちゃんが夜泣きをしてしまう原因は?できるなら取り除いてあげたい!
夜泣きの原因には
ストレス、夢、浅い睡眠、体調不良
他にも
寝心地の悪さや物音で目覚めてしまった
など様々あります。
原因を完全に探り当てることは
難しいかもしれません。
赤ちゃん本人も
「なんかわかんないけど不快!!」
としか分かっていませんし
言葉で伝えてくる事は
まだできませんからね。
それでも
夜泣きする可能性は少しでも
減らしておきたいと今こうして
調べているのだと思います。
赤ちゃんの成長のためには
必要なこと、
あって当たり前のことが
原因である事もありますが
思い当たる習慣やイベントがあれば
少しはおおらかな気持ちで
夜泣きに付き合ってあげることが
できるかもしれませんね。
[夜泣きの原因として
考えられること]
・ストレス
ストレスには
赤ちゃんの成長にとって
良い刺激でもあることも含まれています。
大人でも
初めての経験をした日には
気持ちが高ぶって寝付けないという事も
あるかと思います。
子供にとっては
なんて事のない日常が全て初めての経験です。
たまに会うおじいちゃんおばあちゃんに
めいいっぱい遊んでもらった
大好きな新幹線を見に行った
というような思い出に残るような経験も
夜泣きとして現れてしまう事もあります。
脳は夜寝ている間に
1日の経験や記憶を定着させる
働きをしています。
まだまだ未熟な脳で行う処理としては
ちょっと刺激が強すぎるという事も
あるんです。
付き合うのは大変ですが
必要な脳の働きと思えば安心ですね。
・浅い睡眠や夢
レム睡眠、ノンレム睡眠という言葉は
ご存知かと思います。
人は深い眠りと浅い眠りを繰り返しながら眠り
夢や寝返り、寝言などは
浅いレム睡眠の時に起こります。
赤ちゃんの場合は
厳密にいうとレム睡眠
ノンレム睡眠には当てはまらないのですが
基本的に
大人と比べて浅い睡眠のままで朝を迎えます。
つまり
夢を見る可能性が高いのです。
起きたことを
処理している最中に見る夢ですから
怖かったことびっくりしたことなども
夢として現れているのかもしれませんね。
また
お昼寝や起こす時間、
寝かしつける時間などには
日々頭を悩ませていることと思います。
睡眠時間の不安定さが
寝付きの悪さや夜泣きにつながる事もあります。
「眠たい」「寝る時間」「寝なきゃ」
という感覚が身につくのは
もう少し大きくなってからですよね。
睡眠時間を
細かく見てあげるのは大変ですが
貴重な思い出や体験を
記憶に残してあげるためにも
もう少しだけ親が
コントロールする必要がありますね。
・体調不良
体調が悪いというのは
どんな人にとっても辛い事ですが
体を休ませなければいけない
という感覚のない赤ちゃんは
不快感からいつもより激しく泣いたり
大暴れしてなんとかその不快感を
取り除こうとしてしまいます。
特に
意外な盲点が呼吸のしやすさです。
鼻詰まりや咳で呼吸が苦しい時は
実は体を起こしていた方が
楽なことが多いのです。
体をゆったり伸ばして眠る方が
良い気もしますが
少し高い枕や重ねた布団などで
体を起こして眠らせてあげると
少しは深く眠ることができますよ。
1歳ではまだ
大人しくもたれるのが難しかったり
厚みのある布団や枕では
窒息が心配だったりもします。
うちの子供の場合は
私が座椅子に座り
コアラのように私に抱きついて眠ることで
落ち着いて眠ることができました。
私も体を預けて
幾らかは休むことができたのでおすすめですよ。
・寝心地の悪さ
小さな子供は寝相が悪く
ふと気がつくと布団から大きくはみ出て
フローリングで寝ていたり
とんでもなくアクロバットな寝相で
寝ていたりもします。
一見すると
寝心地などどうでも良いのかなと
思ってしまいますが
実は温度や動きを拘束するものには
敏感なんです。
大人には少し寒いかなと
思うくらいがちょうどよく
何度布団をかけても這い出てきてしまいます。
足にまとわりつく毛布も気になるようです。
そんな感覚が寝ている間続くのは
当然不快に感じます。
小さいうちは
かけものや着るものではなく
エアコンなどの空調で
安心できる温度を保ちながら
子供には何も遮るもののない広いお布団で
寝かせてあげるのが良いようです。
・物音などで目が覚めてしまった
先ほどお話ししたように
赤ちゃんの睡眠は大人と比べて浅い時間が長く
基本的に起きてしまいやすい状態です。
物音などでも起きてしまう可能性が
高いのですが、うちの子の場合
”継続的に安定して聞こえ続けている音”
に対してはそれほど反応することがありません。
例えばテレビ番組では
バラエティの笑い声のように
音量の大小が不規則に変化する番組では
起きてしまいますが
ニュースのような
淡々とした語り口調が連続的に続く番組では
すぐ隣の部屋で見ていても
気にせず寝ていることが多いです。
こうした
不快感のない単調な音のことを
ホワイトノイズ
と呼びます。
ニューズ番組でなくても
ホワイトノイズとして作られた
YouTube動画やCDなどもあります。
静かな環境で寝ている赤ちゃんには
一度試してみてもいいかもしれませんよ。
激しすぎる1歳児の夜泣きには何ができる?暴れ方が激しい時の対処法。
おおらかな気持ちで
付き合ってあげたい夜泣きですが
落ちてしまいそうなくらいのけぞる時や
立ち上がったり
寝返りを繰り返すような暴れ方をする夜泣きには
どのように対処すればいいのでしょうか?
基本的には
”夜は眠るもの”ということを
覚えてもらうためにも
起こさずそのままもう一度眠るのが
良いとされています。
その都度
はっきりとした声かけで起こしてしまうと
”夜はちょくちょく起きるものだ”
という感覚が身についてしまうからです。
ですが
それではいつまで経っても泣き止まず
とても再び眠る体制には
戻れない事もありますよね。
そういった場合には
一度覚醒させて落ち着かせるのも
一つの手です。
ここでは
激しい夜泣きの場合の対処法について
みていきたいと思います。
その対処方法が合うか合わないかは
その赤ちゃんによっても違いますし
同じ赤ちゃんでも日によって
効く効かないに差があります。
でも
同じ子に何度も対応していると
だんだんその赤ちゃんの正解がわかってきますよ。
様子を見て
根気強く、でも柔軟に対応してあげたいですね。
[激しい夜泣きに対応する方法]
・お茶や水を飲ませる
そのまま歯磨きせずに眠ってしまっても
大丈夫なお茶やお水なら
寝室であげても大丈夫です。
暑さで泣いてしまっているような場合は
少し冷たくしてもいいかもしれませんね。
喉が渇いていたのかもしれません。
体は小さくても
大人と同じくらいの汗をかくので
普段から寝室に入る時には
水筒を持っていくのを習慣にしてもいいですね。
・少し大きい声で声かけをする
赤ちゃん自身が
夢の世界から出て来れていない場合も
あります。
目をつぶったまま
泣き喚いている場合が多いのですが
「それは夢ですよ。本当は安心ですよ」
とはっきりわかってもらうために
日中話しかけているような
大きな声で声をかけてあげると
「ママだ!これならいつもと同じだ!」
と赤ちゃんの不安を
取り除いてあげることができますよ。
・縦抱きにする
寝かしつけは横だっこという方も
多いかと思います。
ですが
あえて縦抱っこで抱き上げてあげると
落ち着く事もあります。
うつ伏せのように包まれている感じがしたり
抱っこされたという感覚が感じやすく
安心してもう一度眠ってくれるかもしれません。
・部屋を明るくする
本当に困った時には
一度明るいリビングに移動するか
あかりをつけて目をさまさせてあげるのも
頻繁に出なければ問題はありません。
暗い部屋では
なかなか夢と現実の境が
わからなかった赤ちゃんも
これならはっきりと
もう安心だとわかってもらうことができます。
泣きじゃくってしまっていたり
ひたすら叫んでいるような時でも
ふと我に返って泣き止んでくれますよ。
時間帯によっては
そのまま朝まで起きてしまう事もありますし
もう一度の寝かしつけは大変ですが
最終手段としては有効な対策です。
赤ちゃんは成長するもの。
当たり前にやっている眠るということにさえ
こんなに腰を据えて付き合ってあげなければいけないなんて
私も子供が産まれるまではわかりませんでした。
でも
ふと思い返してみると
こんな夜泣きをする赤ちゃんも
1歳になるまでに
すごい成長をしてきましたよね。
それと同じように
いつかは赤ちゃんも
朝までぐっすり眠ってくれるようになります。
長期戦になりますが
おおらかに根気強く付き合っていきたいですね。
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